ど田舎生まれ、ポケモンGOをつくる 読書レビュー
文字だけではなくデモを作ろう
中国の貧しい家庭に生まれた筆者が日本に移住し、ゲームに出会い、ゲームの裏側に興味を持ち、Googleに入り、ポケモンGOを作った。
中国の貧しい家庭に生まれた筆者が日本に移住し、ゲームに出会い、ゲームの裏側に興味を持ち、Googleに入り、ポケモンGOを作った。一人の若者のシンデレラストーリーを書いた本であるが、正直にいうとこの本では最近のモヤモヤは晴れなかった。
しかし、この本は一つ大きな学びを僕に与えてくれた。
「何か新しいことを始めるとき、簡単なデモを作ってみることは大事なことです。アイデアを言葉だけで人に説明してわかってもらうのはとても難しいことです。プログラムが書けるなら動くデモを作ってみる、プログラムが書けないなら絵に描いてみるなど、自分のできる方法でアイデアを形にしてみることが重要だと思います。」
こう書いてあったのだ。確かに。大いに納得した。
せっかくプログラムをささやかながら勉強しているのだから、何か思いついた時はプログラムを簡単にして記録に残しておこう。
この学びを得ることができただけでも読む価値があったということだ。