「Googleに学ぶディープラーニング」読書レビュー やはりGoogleは偉大だった

いよいよこのブログから200本チャレンジの幕が上がる。

 

さて、「Googleに学ぶディープラーニング」は前々から読みたいと思っていた本なのだが、やはりさすがは

f:id:Ryotaro_Kubo:20181229095905j:plain

 

ディープラーニングニューラルネットワーク機械学習などの用語の違いをわかりやすく説明してくれる入門編から始まりグーグルでの活用編、グーグルがオープンソース化したコンテンツを利用した企業の活用事例編などに別れている。

 

人工知能機械学習ディープラーニング

 

この3つの単語を聞いたことのある人はたくさんいるだろう。

しかし、その違いを説明できる人はあまりいないと思う。

 

この本では

人工知能」=知的な情報処理をするもの。その技術

機械学習」=機会が答えを出す手法を人間がプログラムとして与えるのではなく、機会が自動的に膨大な学習データから学習してモデルを作る学習

ディープラーニング」=機械学習の手法の一つで、複数の層の処理を重ねて複雑な判断をできるようになる技術

 

と書かれています。

 

この3つの言葉のイメージは下図のようなベン図で考えると楽です

f:id:Ryotaro_Kubo:20181229145807p:plain

人工知能の一種が機械学習機械学習を行う方法の一つがディープラーニングというわけだ。

 

僕は、Google driveGmailなど多くのGoogleのコンテンツを無料で利用している。

 

その便利さはいうまでもなく、Google driveなどは容量無制限という点において他の追随を許さないコンテンツとなっている。

 

実はGoogleは誰にでも使えるAIを無料で公開している。

つまり、人工知能はプログラミングが一ミリもわからない素人であってもデータさえあれば開発・実用化することができているのだ。

 

この本を読みながらGoogleの世界への貢献度の高さを感じたとともにもしGoogleが自社コンテンツの技術とかを秘密にしだしたら人類の進歩は何年間分遅れてしまうのだろうかと考えてぞっとした。